過去の自分を抱きしめた夢「やっと会えたね」

社会について

今早朝、とても奇妙な夢を見た。幼い頃の自分(ちょうど添付写真のような姿だった)を抱きしめ、「やっと会えたね」と号泣している夢だ。柔らかさ、温もり、匂いがとてもリアルで、夢から覚めても泣いていた。
 
人は誰もが、必ず宿命(才能、資質、役割、使命)を備えてこの世に誕生する。しかし、生まれた瞬間、それをすっかり忘れるという。そして、それを思い出す旅に出るのだが、現代社会は思い出さぬまま生涯を終える人が大半である。
 
私も、長い間、忘れたままであった。しかし、かなり若い頃から、私は心の中で「自分は一体何者なのか?」「何のために生まれてきたのか?」「自分の歩むべき道はどこにあるのか?」を問い続けてきた。
 
47歳の時、転機が訪れた。サラリーマンから整体師に転身した時である。人生を大きく変える決断をしたものの、整体の道を歩み始めた当初は、まだ宿命を意識するには至らなかった。
 
ようやくそれらしきものが見えてきたのは、50歳を過ぎてからである。そして、少しずつその姿が明らかになり、60歳に手が届くようになり、明確に自分の宿命を意識するようになった。
 
だから、こんな夢を見たのか?やっと会えたねと言ってたのは今の私か?幼い頃の私か?…よくはわからないが「自分が統合された」、そんな感覚がある。そしてこの統合感こそが、“癒し”であり、整体が目指す境地だと改めて理解した。
 
昨日も述べた通り、なかなか理解されにくいし、時々「宗教か?」と誤解もされる取り組みだが、妥協もごまかしもしたくない。伝えたいのは“究極の癒し”である。生まれる前に約束してきたことを、全身全霊を傾けてやり続けるのみである。

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