昨日、PayPay営業の女の子が突如来店。セッション予約を入れてない時間帯であり、人懐っこい子だったため、少し話し込んでいると「なんだかほっとする不思議な空間ですね、宗教ですか?」と言われた(笑)。
あちこちにお地蔵さんがいたり、シンギングボウルの音が鳴っていたり、チベット香を焚いたりしているからだろうか。そもそも作務衣姿の私が、宗教に見える最大の原因かもしれない。
今回だけでなく「宗教ですか?」とは時々言われることだ。だが、断じて宗教ではないし、私自身、特定の宗派に入信もしていない。むしろ、するべきでないとさえ思っている。
ちなみに辞書「大辞林」で宗教を調べてみると…
しゅう きょう —けう 【宗教】
1)神仏などを信じて安らぎを得ようとする心のはたらき。また、神仏の教え。2)経験的・合理的に理解し制御することのできないような現象や存在に対し、積極的な意味と価値を与えようとする信念・行動・制度の体系。
神仏とは自然であり、宇宙である。人体は自然そのものであり、小宇宙と表現する人もいる。そのくらい、人体は広大で深遠で神秘的なものであり、最先端の科学をもってしても、解明ができているのはわずか数%と言われている。
つまり、人体や生命の営みとはまさに“経験的・合理的に理解し制御することのできないような現象や存在”であり、整体とはそれに対し“積極的な意味と価値を与えようとする信念・行動・制度の体系”であると思う。
そういう意味では、少なくとも私が実践・提唱する心整体法は、宗教の一つなのかもしれない…なんてことを書くもんだから、胡散臭い感じがして、あまり人が近寄ってこないんだろうな…いかん、いかん。