マスクは御賽銭のようなもの

社会について

WHOが約半年前にこのような指針を発表し、その後、大きな変更があったようだ。ただ私個人としては、WHOが何を指針としようが、大手メディアがどう伝えようが、どうでもいいと思っている。公的機関ですら特定の者たちに自在に操られているのが事実だろうし、我々がメディアを通して入手できる情報は、様々な圧力や思惑で歪められた内容が大半だと思うからである。
マスクで感染予防は根拠なし WHOが新指針で改めて強調

私が圧倒されるのは、根強い「マスク肯定派」の存在である。私が暮らす町では、ほぼ100%の人がマスクを着用して過ごしているようだし、このニュースにも多数の反論コメントが付いている。この様子を見ていると、マスク着用はもはや宗教の域に達しているとすら感じる。そこで、ハッと気がついた。不謹慎と言われるかも知れないが、マスクは御賽銭のようなものだ、と…

私たちの多くは神社へ行くと、必ず御賽銭箱へ小銭や札を投げ入れ、手を合わせる。なぜそれをやるのか?と改めて問われても、即答はできない。多くの者は、確固たる信念や根拠に基づきそれをしているわけではないし、強く御利益を求めているわけでもない。あえて申せば、目に見えない大いなる力への畏敬と感謝の意の表示であり、習慣と安心のためとでも言おうか。

神社へ行くと、御賽銭を入れ、手を合わせる人が圧倒的大多数だと思うが、入れない人もいるし、手を合わせない人もいる。かといって、御賽銭を入れる人は、その行為を正当化もしないし、入れない人を責めたりもしない。そもそも神社も国家も、御賽銭を強制はしない。マスクもそれと同じではないか、と私は思う。

マスクをしたい人はすればいいし、したくない人はしなければいい。マスクによる感染拡大防止効果は、御賽銭を入れて手を合わせる程度の効果はあると思うからだ。ただし、御賽銭を入れて手を合わせても健康を損ねることはないが、マスク常用は確実に健康を害する。そして、幼い子どもたちに、取り返しのつかない心身の障害をもたらしかねない可能性も忘れてはならないだろう。

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