一昨日、11月28日、整体塾関東道場の門下生が中心となり、私の還暦&誕生日祝の宴を設けてくれました。さらに、還暦にちなんで、私の名前と標語が印刷された真っ赤なパーカーと、名前と座右の銘を刻んだ焼酎グラスを贈呈してくれました。
私ごときのために心を尽くし、手間と時間を費やしてくれたこと、本当に嬉しく、心から感謝する次第です。ありがとうございました。思い出に残る、素晴らしい誕生日を迎えました。いただいた贈り物、大切に使わせていただきます。
さて「今、自分は幸せなのか?自分の人生、このままでいいのか?もしかしたら、全く違う生き方があるのではないか?」———— 人は誰もがふと、そのような疑問を抱くことがあります。しかし、忙しい日常に埋没し、忘れてしまったり、本当の自分の気持ちに蓋をする場合がほとんどです。
しかし、自分が求める姿と現実の乖離がどんどん広がり、そのことに悩み、苦しむ人も、決して少なくありません。何を隠そう、私がまさにそうでした。なぜ、やりたくもない仕事に従事し続けるのか。自分に嘘をつき、自分をごまかし続ける人生なら、いっそのこと終わりにしたいとすら思っていました。
だからでしょうか。私の整体塾には「優れた整体技術を学びたい!」「整体師になって稼ぎたい!」という人間は、ほとんどやって来ません。程度の差はあれ、生き方、働き方に対する疑問や悩みを抱え、答えを見つけたいという者たちが集って参ります。それはつまり、自分の人生に真摯に向き合う者たちです。
宴の中で、参加者一人ひとりから、それぞれの想いを聴かせていただきました。込み上げてくるものを抑えきれず、私にしては珍しく(?)、涙腺崩壊の連続でした。何よりも、彼らのような、命に対して常に真摯であろうとする仲間たちと共に学び続けられることに、心からの感謝と幸せを感じました。
成長を求める大人の学び舎 ———— それが、私の整体塾です。自分に授けられた命の重さ、尊さ、有り難さを実感しながら、感謝と幸せに満ちた日々を過ごし、お互いの成長を支え合い、助け合い、学び合い、喜び合う。そのような運営を続けて参りたいと心から思います。
還暦を迎えるにも関わらず、愚鈍で未熟極まりない私ゆえ、今後もよりいっそうのご指導ご鞭撻を賜れますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
研修生の斉藤 誠先生と澤間 いづみ先生が中心となり、記念品を考えてくれたようです。そのひとつ、還暦にちなんだ真っ赤なパーカーの背面には、私が提唱する整体の思想の根幹であり、生き方の理想である「無為自然」の文字がプリントされています。なぜナスのイラストなのかは、不明…
グラスには、私の名前とともに、座右の銘である「一灯照隅、万灯照国」の文字が刻まれています。焼酎グラスだそうですが、私が手にすると、ショットグラスのようにも見えますね…