現在の連れ合いである森 亜紀子が、初めて私の整体院へやって来たのは、ちょうど10年前の昨日、つまり2011年1月11日のことであった。当時の彼女は、重度の頭痛、パニック発作、うつ症状、原因不明の蕁麻疹、耳なり、耐え難い肩こり首こりなど、不調のオンパレードであった。
昨日は、なぜか彼女のサロン「Holistic Care Salon Yusura」のウェブサイト更新作業に、丸一日を費やした。彼女が何を大切にしているのか、何を目指しているのか、何を伝えようとしているのか。それを一つひとつ確認しながら、写真を選び、文言や構成し、コンテンツを考え、練るという作業に没頭した。
この10年、彼女のことを傍らで見ていたつもりではあるが、彼女がどれだけ膨大な時間と労力を費やし、多種多様なことを学び、積み重ね、熟成させて来たのか。更新作業を通じて、改めて深く感服すると同時に、今後、より彼女が輝いて生きるために、自分に何ができるかを考えた。
昨年末、サロンを訪れたあるお客さまが「ここは奇跡のようなサロンだ」と表現してくださった。彼女のこれまでの努力が報われたような気がして、私は涙が出るほど嬉しかった。その“奇跡のようなサロン”がお伝えできるよう、かなり手を入れたのだが、見た目がほどんど変わっておらず、やや残念…
二人が出会った日に、まったく意図することなく、彼女のサイト更新に終日時間を費やしたのは、偶然ではないと思う。引き続き、一人でも多くの方にご縁をいただき、彼女のサロンや取り組みの素晴らしさを伝えたいと思う。そして、来るべき困難かつ希望あふれる未来に向けて、共に歩む仲間を募りたいと思う。
10年間、本当によくやってきたね。自分の勉強や仕事も忙しいのに、いつも支えてくれて、本当にありがとう。60歳の爺さんにもかかわらず、中身は小二の私ですが、少しでもお返しができるよう、よりいっそう頑張ります。どうかこれからもよろしくお願いいたします。
※ 写真は昨年の彼女の誕生日に撮影したものを再掲載。
※ 「Holistic Care Salon Yusura」ウェブサイトはこちら