マドモアゼル愛先生による時代の読み解きが好きで、先生のお話によく耳を傾ける。特に、先生の「月の理論」は独特であり、私は少し聞きかじったに過ぎないが、いろんなことに納得がいく。
現代社会は、まさに末法的様相を呈しているが、それはまさしく3000年以上にわたり続いてきた「月の時代」が、ようやく終わりを迎え、「太陽の時代」へ移行しようとしている兆候ではないだろうか。
これまで陰に隠れていた「悪」の存在が、いよいよ白日のもとに晒され始めている。現在、それを理解する人とできない人の差が、極端に開きつつあるが、それはこのような時代だからこそであろう。
しかも、占星術的に見れば、いつ、何が起こってもおかしくない時代。一見、最悪と思える事態も、それが公的なものであれ私的なものであれ、あるいは自然現象的なものであれ、全ては進化成長に必要不可欠なこと。
このような時代において、何よりも大切なこと。それは、自ら輝くこと。それが「太陽の時代」へ向かう準備を始めることに他ならない。私は10年前からその必要性を訴え続けてきたが、耳を傾ける人は、ほとんどいなかった。
お金、財産、社会的地位、名誉など、「月の時代」において重宝されたものは、やがてその価値を失っていくであろう。私が生きている間にそうなるかどうかはわからないが、私は変わらず自分が大切だと思うことを訴え続け、やり続けるだけである。