あくまでも私の感じ方ですが、サラリーマン時代、40歳手前頃から、私は写真のような感覚で日々を過ごしていました。道は平坦だけど、鎖につながれ、重りを引きずりながら歩いている…だから、本当に生き辛かったし、将来に希望が見えませんでした。それに対して、脱サラして起業した後は、鎖と重りはなくなったけど、非常に険しい道無き道を進んでいる、そんな感覚です。
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どちらが良い、悪いではありません。私は自分の意思で後者を選び、そちらの方が性に合っていたというだけのことです。しかし、現在は前者を選び、疲れ果てている人が非常に多いと思います。そして、もうこれ以上は無理、なんとかして鎖と重りを断ち切りたい、違う生き方を選びたいと感じている人も、決して少なくないと思います。
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どちらにしても、ラクではないと思います。しかし、前述した通り、私は後者に大きな喜びと希望を見出しています。そして、これはあくまでも私の直感に過ぎませんが、前者の生き方の場合、これまでは平坦な道だったのが、これからは道が非常に険しくなっていくと思います。なので、できるだけ早期に、鎖と重りを断ち切り、道無き道を行く覚悟を決めた方が良いのではないか。
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違う生き方を選びたい。もしあなたがそう考えているのなら、私の経験したことがお役に立てるかも知れません。いや、ぜひお役に立ちたいと考えています。そうやって、厳しいけれど、自分で道を切り開いて行く大人が増えることが、閉塞感漂う現代社会を変えて行く大きな力になると確信しています。