【人生後半をどう生きるか】〜 まず“自分が喜ぶ”生き方を 〜

仕事について思うこと

現在、日本人の平均寿命は約84歳だそうです(男性81歳、女性87歳)。その一方では「人生100年時代」という呼び声もあります。いずれにしても、40〜50歳くらいは、人生の折り返し地点です。そのせいか、この年頃になると、子どもが巣立った後のこと、定年後や老後など、人生後半をどう過ごすかを真剣に考える人が多いようです。

私も、そうでした。40歳前後の頃、当時は会社員でしたので、定年後のことや、万が一にでもリストラにあった時のことなどを強く意識するようになりました。そして、会社の看板を外せば、自分には何も残らない、何もできない、何の価値もないことに気付きました。その事実に愕然とし、不安、恐怖、焦りの気持ちに苛まれ、とうとう「うつ」になりました。

10年近く、非常に辛い時期を過ごしました。しかし、はたから眺めれば、何の不自由も不満もない境遇に映るらしく、悩みを理解してもらえない。それが余計に苦しく、最悪の時期は、毎日「消えたい、死にたい」と思い詰めていました。あまりに辛く、心療内科を受診し、薬を処方もしてもらいました。幸い薬に依存することもなく、自ら命を絶つ選択はしませんでしたが、一歩手前であったことは間違いありません。

幸運にも、私は素晴らしい整体の師匠(故人)に出会い、人生を大きく変えるチャンスをつかみました。私は、師匠の実績や技術力ではなく、その想いと志に触れ、感動し、人生後半を師匠と共に歩むことを約束し、会社を辞め、起業しました。あの出会いがなければ、私は今頃、人生に絶望し、この世にいなかったかも知れません。それまで整体に興味もなかったのに、ご縁とは本当に不思議なものです。

以来12年間、何とか生き延びて参りました。苦労と困難、挫折と絶望の連続でした。矛盾するようですが、決して負け惜しみではなく、心からの歓喜と感謝に満ちて、日々を過ごしております。なぜならば、自分が真に求めていた道を歩んでいるからではないかと思います。自分が授かった命のかけがえのなさを自覚し、それに対する絶対の信頼があるからではないかと思います。

そのような私だからでしょうか、似たような年代、境遇、想い、志をもつ人たちとご縁をいただくことが多く、その中でも奇特な人たちが、整体塾の門を叩いてくれます。彼らとのご縁は本当に有り難く、家族同然、もしかしたらそれ以上の存在かも知れません。生涯にわたり、命のかけがえのなさ、有難さ、そして生きる歓びを伝える仲間として、支え合い、学び合っていきたいと思います。

「いい生き方をしよう、いい人生を送ろう、幸せになろう」———— 亡き師匠が常に口にしていたことです。その極意は“喜べば、喜びことが喜んで、喜び集めて、喜びに来る”であり、これは師匠がそのまた師匠から伝えられたことだそうです。そう、いい生き方とは、まず“自分が喜ぶ”生き方です。そんな生き方を、一人でも多くの人に伝えて参りたいと考えています。

3月は、7名の門下生が1年間の「整体起業講座」修了を迎えます。本日は、うち1名に対し、修了証書をお渡しします。4人の子育てを終えた主婦が一念発起し、整体で起業することを目指す。大きな覚悟が必要だったと思いますし、彼女の想いと行動に心打たれるばかりで、私は自分の無力さを恥じるばかりですが、これからも同志として、共にこの素晴らしい道を歩んで参りたいと思います。

整体読本「掌ひとつの革命」
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“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
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