「地球が静止する日」という映画を観て思ったこと

社会について

「地球が静止する日」という映画を観た。2008年の作品だが、1951年に作られた作品のリメイクだという。大まかなストーリーとしては、高度に進化した宇宙人が、人類に警告を与え続けるが、人類がそれを無視し続けるために、最終審判を下す…というもの。

キアヌ・リーブス扮する主人公(最後通告のために地球にやってきた、人間の肉体をまとった宇宙人)の次のセリフが、この映画が伝えるメッセージを象徴している。

「地球の死は、人類の死だ。しかし、人類が滅亡すれば、地球は生き残れる」

そう。自然のケアテイカー(世話人)として、神から、他の地球上生物とは大きく異なる能力を与えられた人類は、その能力を暴走させ、徐々に強欲かつ傲慢になり、地球や自然を蹂躙し、破壊し、汚し、搾取し続けてきた。

数百年前から、それに警鐘を鳴らす人たちが世界中に現れたものの(彼らは人間の肉体をまとった宇宙人かも知れない)、人類は耳を貸すことなく暴走し続けた。

そして、今、改めて、これからどうするのかを喉元に突きつけられている。今般の新型コロナウィルス騒動は、そんな出来事ではないかと感じてならない。

 地球や自然に対する傲慢と冒涜を反省するために。
 人間だけでなくすべての命を尊重する世界を取り戻すために。
 誰もが安心して自分らしくあれる社会を実現するために。

一人ひとりがいかに生きるかを問い直し、何を選択し、いかに実践行動に移すか。もしかしたら今回が最後のチャンスかも知れない。いずれにせよこのままでは、そう遠くない将来に、地球が静止する日は、確実にやってくるであろう。

 

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定休日の本日、自宅近所の公園を歩いてみた。保育士に預けられたであろう幼い子どもたちがたくさん、無邪気に遊んでいた。彼らが大人になった時にも、幸せな気持ちで、この桜を見ることができますように。

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