【人生後半をどう生きるか(2)】〜 個性と人生経験を生かす 〜

仕事について思うこと

今月末は、関東道場(千葉県船橋市)において、6名の研修生が「整体起業講座」の修了を迎えます。彼らをはじめ、ここ数年の研修生は全員が40〜50代です(中には60代も…)。入門の理由はそれぞれでしょうが、彼ら全員に共通するのは「これからの人生をどう生きるか」を真剣に自問していることだと思います。
 
現代は、社会が混沌とし、不安定で、先が見えない状況です。そもそも現代社会は、矛盾と理不尽さで成り立っており、私たち人間は、本来の自然な在り方からどんどん遠ざかる一方です。それゆえ多くの人が、身心の健康を大きく損ね、悩み、苦しみ、生き辛い毎日を過ごしています。自ら命を絶つ人の数も、他国と比較してダントツに多いようです。
 
特にこの一年は、若い人と女性の自殺者が増えたと伝えられています。この現象は、種の絶滅を示唆しているように感じます。コロナなどとは比較にならない、恐ろしい大問題だと思いますが、それを真剣に考える人は僅少です。私たちは、自らの手足で命の尊厳を踏み躙り、次の世代へ命をつないでいくことを放棄するという愚行を働こうとしているようにすら見えます。
 
おそらく入門者の大半は、そのようなことを痛烈に肌で感じていたのではないでしょうか。そして、そのような状況下で自分に何ができるのかを真剣に問い続け、“整体で起業する”という選択肢があることを知り、自分に授けられた命を最高最善に生かす道を模索しようと決意し、私の整体塾の門を叩いたのではないかと推察いたします。
 
「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉があります。 天台宗の開祖、最澄が残した言葉で、もともとは「一隅(いちぐう)を照らす、これ則(すなわ)ち国宝なり」という言葉だったそうです。「ハチドリのひとしずく」の寓話と同義であり、自分にできる精一杯のことをやり続けることが、自分の幸せや生き甲斐であり、結果的に人に尽くし、社会に貢献する…そのような意味です。
 
どんなに時代が変わろうとも、絶対に変わらないことがあります。それは「自分に授けられた命(=身心)をもって、この三次元世界を生きる以外に、この世に存在する方法はない」ということです。その事実をよくよく認識し、しっかり大地に足を着け、天を仰ぎながら、より良い生き方を探り、実践する。それが整体修行の本懐ではないかと考えています。
 
私が実践提唱する整体は、治療法でも代替療法でもありません。教育であり、共育だと考えています。身心の深刻な不調や痛みはもちろんのこと、人生における悩みや苦しみに喘いでいる人たちに寄り添い、一緒に考えながら、より良い方へ共に歩んでいく。それらを通して、共に成長し、生きる歓びを分かち合う。整体とは、そのような営みです。
 
整体は、生業として取り組む(=起業する)にせよ、楽しみとして取り組むにせよ、各人の個性とこれまでの人生経験が最大限に生かせる営みです。しかも、自分の身ひとつででき、自分の望む限りどこまでも深め、高め、磨き上げ、自分を成長させ、それを糧に他者に尽くし、社会に資することができる素晴らしい道でもあります。
 
それゆえ整体は、特に中高年者が人生後半に取り組むものとして最適だと確信しています。まずは、楽しみとして気軽に始めてみてはいかがでしょうか。先日、ご紹介した「入門講座」や、より気軽に始められる「通信講座」もあります。共に学ぶ仲間が多様であればあるほど、内容に磨きがかけられると考えております。ご関心のある方は、お気軽にメッセージください^-^

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“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
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