【整体的社会考察】なぜ生き辛い子どもたちが増えるのか

社会について

昨日、小学校の教師をされている方から、とても衝撃的な話をうかがった。
 
その方が勤務する小学校には「特別支援学級(知的障害、情緒障害、発達障害、身体障害などで通常授業を受けるのが困難な子どもを対象とした学級)」が6クラスもあるという。各クラスには、児童が5〜8名程度いるそうだ。
 
しかし、その方が勤務する小学校が特殊なのではない。お聞きすると、私が住む枚方市の小学校は、どこも同じようなものとのことである。ここ10年くらいで、特別支援学級の数は増加の一途をだどっているそうだ。
 
非常に驚くと同時に、いろんなことを考えた。
 
一つは、乳幼児期における過剰な予防接種である。それがどのような危険性を孕んでいるのか、ぜひそれぞれで調べてみて欲しい。予防接種は、子どもを守りたいという親心を逆手にとった、悪質な医療ビジネス。私には、そのように見える。
 
一つは、教育のあり方である。現代社会における教育の第一目的は、経済奴隷の育成である。貨幣経済の破綻が目前である現在、感受性豊かな子どもは本能的にそれを察知し、結果的に勉強することや学校へ行くことを拒むのではないだろうか。
 
そして、もう一つは、子どもの自殺である。現在、10代の死因第一位は自殺だそうである。直接の理由はいじめなのか、家庭環境なのか、体調不良なのかはわからないが、将来に希望がもてない子どもが増えているのは事実であろう。
 
いずれにせよ、子どもが子どもらしく、楽しく生きることができないばかりか、生き辛さを感じている子どもが増えているこの社会状況は、コロナウィルスどころではない異常事態である。このままでは、確実に日本人は根絶やしになる。
 
この状況を打破し、子どもたちに希望ある未来を手渡す責任は、私たち大人にあることは間違いない。その第一歩は、現代社会の異常さに気づくことである。そして、その異常さに自分が加担していることに気づき、そこを脱することだ。
 
今回のコロナショックは、大きな転機になると感じている。一人でも多くの大人が気づき、自分の生き方、働き方を考え直すきっかけになるよう、切に願う次第である。

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