昨日も予想通り、大阪から千葉へ向かう旅路におけるマスク着用率は、ほぼ100%でした。裸顔の人間がほとんど存在しないというのは、やはり異様な光景です。何よりも不気味で恐ろしく感じるのは、違和感や疑問を持ち、自分で調べ、自分の頭で考え、行動する大人がほとんどいないことです。
日本はもはや“静かな戦争”に突入している感じがいたします。政府とマスコミが結託して恐怖をあおり、「非常事態」だと声高に叫び、人々から自由と仕事を奪い、文化を壊し、民衆を分断し、命の尊厳を捨てさせ、権力に依存させ、コントロールしやすくするもの。それが戦争だからです。
現在の日本は、まさにそのような状況です。誰もが、目に見えない、もしかしたら存在すらしないウィルスと一致団結して戦っている。100%近い人がそのことを容認し、支持すらする。ごく僅かに存在する気付いた人、流れに抗う人を否定、批判、非難し、攻撃する。そのことを、本当に恐ろしく感じます。
添付の記事は、2018年に執筆公開されたもの。この当時から、都会においては日常的にマスクを手放せない人たちが、少なからず存在していたようです。この現象は、本文に記述されている通り、決して少なくない日本人が、自尊心が持てず、自分という存在を隠し、他者との関係を避けて生きたいと思っている現れだと思います。
このような下地作りも、静かな戦争に向けた周到な準備だったのではないかと思います。いずれにせよ、素直で勤勉、かつ責任感の強い日本人の性質を逆手に取った、実に巧みな工作です。そのことに気付き、呪縛から脱し、自立と自由を目指す大人が一人でも増えることを願うばかりです。
https://wired.jp/2018/02/13/shibuya-unmasked/