バイクに乗ってると、見知らぬ年配男性に声をかけられることが多い。そのほとんどは駐車中だが、先日は信号待ちで停車中に、隣に停車したバイクの年配男性が私に向かって何か話しかけてきた。お互いにヘルメットを被っているし、エンジン音が邪魔してよく聞き取れない。
ヘルメットのシールドを上げて、顔を近づけるとかろうじて聞き取れた。どうも私のバイクの大きさ(排気量)を知りたいらしい。「250ccです」と大声で答えると、驚いて「もっと大きいかと思った」との返事。そこまでして聞きたいことかと思ったが、それだけ目を引いたのであろう。
私のバイクは、オフロード車がベースになっているので、車高が高い。特にシート高は885mmと国産車中トップクラスである。乗車姿勢がほぼ直立(前傾しない)であり、私の座高が高いことに加え、後部にトップボックス、タンク上にバッグを装着しているので、排気量の割に大きく見えたのだろう。
私はこのバイクを、スタイリング(ラリーに出場しているワークスマシンに似せたデザインが施されている)が気に入って選択したが、同時に自分の体格(身長185㎝、体重90㎏)に見合う中型車(〜399cc)を望んでいたので、狙いは外れてないのだろう。今は舗装路しか走行しないが、慣れたら林道なども走行してみたいと考えている。
それにしても、定期点検などでディーラーを訪れると、年配の男性客が圧倒的に多いと感じる。長年のバイク愛好者も多いだろうが、私のように、若い頃に乗っていたリターンライダーや、老後の楽しみとして乗り始める方も少なくないのだと思う。バイクは、男の冒険心や遊び心を刺激する乗り物なのだ。
Facebookでつなっがっている方で、400キロを超えるハーレーダビットソンを乗りこなす、80歳近い現役ライダーがおられるが、バイクに乗るのは健康と若さを保つ秘訣とおっしゃる。実際、写真で拝見する限り、50〜60代くらいに見えるので、おっしゃる通りなのだと思う。私も、頑張ろう^-^