【縄文の狼】
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タイトルと表紙に惹かれて即購入し、夢中になって数時間で読了したこの本。私たち日本人の遠い祖先と言われる縄文人たちが、どのような世界観や価値観を持ち、どんな暮らしをしていたか。それが物語として表現されているため、とてもリアルな姿として伝わってくる。私はとても懐かしく、かつ切ない気持ちになった。きっと私の中にある“何か”が呼応しているのだと思う。
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一般的には、縄文文明は「野蛮」とか「原始的」と言われるが、本当にそうだろうか。この時代は、1万3000年も続いたと言われているのだ。わずか数百年で自然環境を破壊し尽くし、多くの動植物を絶滅に追いやり、生きる尊厳よりお金を大切にする私たちの現代文明の方が遥かに野蛮ではないのか。少なくとも私は、縄文文明や世界各国の先住民文明にこそ、人類と地球の未来、そして生きる希望を求めるべきと思う。
縄文の狼
一燈を提げて暗夜を行く
