【身体のデザインに合わせた自然な呼吸を】
呼吸は、命の営みの根源である。この地球上に、呼吸せずして生息する人間は、ただの一人も存在しない。いや人間に限らず全ての生物は、呼吸をしている。私たちは常に、命の営みを維持するために、呼吸により身体内の不必要なものを排泄し、必要なものを取り入れているのである。
・
ところが、呼吸に意識を向ける人は、少数である。食事に気を使っている人は大勢いるだろうが、呼吸に気を使っている人は、どれだけいるだろう。さらには、命の営みを最善の状態に維持するために、呼吸について正しい知識を持ち、実践する人は、絶望的に少数だろう。
・
3年前に購入したこの本『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法』。当時は流し読みのみだったが、改めて精読すると、本当に大切なことがたくさん書かれていると気づく。拠りどころとなるアレクサンダーテクニークは、100年以上前にフレデリック・マサイアス・アレクサンダーが発見した原理に基づく思想と実践であるが、極めて普遍的なものと感じる。
・
呼吸法は、決して難しいものではない。この本で述べられていることは、極めてシンプルで普遍的、かつ実用性の高いものである。以下、冒頭の一節より抜粋引用する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自然な呼吸法を学ぶにあたって、「呼吸の仕方を意図的に変える必要は無い」と気づくことがとても重要です。「自然な呼吸のリズムを妨げている悪い呼吸をやめること」が重要なのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・
身体は、神様がデザインしたものである。それが理解できれば、いくら人間の科学が進歩したと言えども、デザインに合わない対処や操作は、身体の機能を損ねたり、健康を害する可能性が大きいことを、私たちは知るべきである。
・
例えばマスクを常用すること。それが、どれだけ自然な呼吸のリズムを妨げ、身体に悪影響を及ぼしているか、ご理解いただけるだろうか。酸素の取り込みを抑制し、二酸化炭素の再取り込みを促進し、さらには、マスクで繁殖した雑菌やマスクに含まれる化学物質を常時吸入する…考えただけで恐ろしい。
・
私には、ほぼ全ての日本人が、無自覚に、わざわざ体調を悪化させ、健康であることをやめようとしているようにしか見えない。一般の人間は仕方ないかもしれないが、健康に関する仕事に携わる人間ですら、マスクを常用している場合が多いように見受けるが、愚かにもほどがあると思う。
・
さらには、子どもたちにマスクを常用させるなど、狂気の沙汰としか思えない。そもそもマスクを何枚重ねようと、ウイルスは通過する。それに、ウイルスは口鼻以外、あらゆるところから、私たちの身体に暴露や侵入をする。たとえ酸素ボンベを背負い、防護服を着用しても、完全には防ぎ切れないのだ。
・
マスクを着用している大人は、健康上の特別な事情がない限りは「私は進んで不健康になります」、「犯罪に手を染めるなど、人前で顔をさらすことを控えています」、「自分で調べたり、考えることができない稚拙な人間です」と主張しているに等しいと感じる。そんな大人ばかりが溢れるこの社会は、本当に恐ろしい。
・
そんな絶望的状況だからこそ、やらなければ!という想いと志が内発的に溢れてくる。その想いと志は、私を生かす命の力の源泉である。本日も、今日が最後の1日と思って、最高を目指し、最善を尽くそうと思う。

