以下、合氣道開祖である植芝盛平翁の口伝を文字化し、書籍としてまとめられた「合氣真髄」から、特に心に残る一節を抜粋した。
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「合氣はこの世の大和魂の錬成であります。私はこの日本の家族の一人として、また世界の家族の一人として皆様にお話し申します。
これからは世界がひとつに和合していかなければなりません。ことに日本の国は現在、まだまだ迷っております。大いに動揺しております。こういった状態から一刻も早く抜け出して皆仲良く、ひとつの家族のようになって精神的結びによって和合していかなくてはなりません。
それにはまず、日本から出直していかなければなりません。まず、自分と言うものを修養し、そして一家を整えなければいけません。一家を整え、次に一国を整え、ついに宇宙も和合させなければなりません。顕幽神、三界を和合し、守ってゆかなければならない。これが合氣道の使命であります」
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「愛は争わない。愛には敵はない。何ものかを敵とし、何ものかと争う心はすでに宇宙の心ではないのである。
宇宙の心と一致しない人間は、宇宙の動きと調和できない。宇宙の動きと調和できない人間の武は、破壊の武であって真の武ではない。
真の武道には敵はない、神 真の武道とは愛の働きである。それは、殺し争うことでなく、すべてを生かし育てる、生成化育の働きである。愛とはすべての守り本尊であり、愛なくばすべては成り立たない。合氣の道こそ愛の現れなのである」
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「合氣道の修業に志す人々は、心の目を開いて、合氣によって神の至誠を聞き、実際に行うことである。この大なる合氣の禊を感得し、実行して、大なる宇宙にとどこおりりなく動き、喜んで魂の錬磨にかからねばならぬ。心ある人々は、よって合氣の声を聞いていただきたい。人を直すことではない。自分の心を直すことである。これが合氣なのである。また合氣の使命であり、また自分自身の使命であらねばならない」
合氣神髄
整体即人生、人生即整体
