生き方を考える

社会について

ただ、何となく生きている…

そんな人が多いように思う。
何を隠そう、私も50年近くそうだった。

もちろん、不真面目に生きていたわけではない。
むしろ、どちらかというと、とても真面目に生きてきたと思う。

学校の勉強も頑張った。
国立大学へ進学した。
一流と呼ばれる大企業に就職した。
結婚もした、子どももできた。
家も建てた。

しかし、私は幸せではなかった。
特に30代後半からは、将来にまったく希望が見い出せなくなった。
毎日、死にたいとさえ思っていた。

そんな中、50歳を目前に、転機が訪れた。
真っ暗なトンネルの中で、かすかな光が見えたのだ。

無我夢中で、光の方へ向けて駆け出した。
周りのほぼ全員が、制止した。
しかし、私は聞く耳を持たなかった。

転んだ。
谷底に落ちた。
傷ついた。
賊に襲われた。
ボロボロになった。

しかし、どんなにつらくても、しんどくても、立ち上がった。
立てない時は、這ってでも前へ進んだ。
そうしたら、少しずつだけど、光は大きくなってきた。

今も、決してラクではない。
お金がたくさんあるわけでもない。
悩みもたくさんある。

でも、私は生きている。
それも、最高の幸せを感じて生きている。

「人間の自由とは、諸条件からの自由ではなく、それら諸条件に対して自分のあり方を決める自由なのだ―――私たちには、よりよい生き方を選ぶ自由がある」

渡辺和子さんの言葉である。
本当に、その通りであると思う。

自由になろう。
自分を解き放とう。
自分で自分を縛るのは止めよう。
そこにある幸せに気付こう。

私が、整体の仕事を通じて人さまに伝えたいのは、そのことに尽きる。

そんな私の想いに、岡本 よりたかさんが共感してくださった。
一緒に生き方を語ろう、そうおっしゃってくださった。
とても嬉しかった…

そして、昨日ついに実現した、よりたかさんとの合同講演会。
熱く、やさしく、心地よい時間が流れた。
いろんな意味で、次のステージへと進む、確かな手ごたえを感じることができた。

一人ひとりが、自分の生き方を真剣に考えること。
洗脳から目覚め、束縛と依存から離れ、自分らしく、自立して、自由に生きること。
それが、社会や世界を変える最大の原動力だと私は思う。

ご参加くださったみなさま。
主催や運営を手伝ってくださったみなさま。
何よりも、この講演会をご提案いただいた岡本よりたかさん。
本当に、ありがとうございました。

なお、同じ内容の講演会を、下記日程にて開催いたします。

– 6月20日(土)東京にて
– 10月31日(土)山梨にて

その他の日程、地域でも、開催は可能です。
ご希望があれば、ぜひご相談ください。

整体読本「掌ひとつの革命」
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“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
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掌ひとつの革命
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