ターニングポイント

社会について

昨日、Facebookで、参院選立候補者である三宅洋平さんの街頭演説動画をシェアした。

私は、なぜこの動画をたくさんの方に見てもらいたいのか。
洋平さんの話を聴いてもらいたいのか。
この人を応援したいと思うのは、どうしてなのか。

6月23日、JR高円寺北口における、50分足らずの洋平さんの街頭演説。
彼の魂の声を、ぜひ聴いて欲しい。
そして、自分の魂がどう反応するか、確かめてみて欲しい。

この演説を聴いて、あなたが何をどう感じるか。
それが、とても大切だと私は思う。

単に、特定の候補者を応援するか否かというレベルの話ではない。
これから自分たちがどう生きるのか、それが問われているのだと私は感じた。

以前から、洋平さんの存在は知っていた。
といっても、たいへん申し訳ないが、ミュージシャンとしてではない。
三年前の参院選立候補者として、知ったのである。

これまでの経験から、私は政治にまったく期待をしていなかった。
誰が議員になろうが、総理大臣になろうが、何も変わらないと思っていたからだ。

私たちは、政治に力を及ぼすことはできない。
何もかも、誰かの都合のいいようになる以外にないと思っていた。

だから、お恥ずかしい話、いちおう選挙へは行くが、政治には無関心だった。
立候補者の演説など、聴く気にもなれなかった。
どの候補者も名前を連呼するか、耳触りのいい、その場しのぎの話しかしないからだ。
もちろん、三年前の洋平さんの活動や演説にも、まったく興味がなかった。

独立自営を開始して以来、整体の現場から、現代日本の異常さを眺めて来た。
なぜここまで異常な社会になってしまったのか。
特にこの三年間は、社会のカラクリや裏側を知ることに、力を注いだ。

多くの方はご存じないが、日本の医療事情の異常さは、群を抜いている。
特定の組織やごく一部の人たちの利益拡大のために、多くの日本人が自ら健康を損ねているようにしか見えない。

日本の医療は、洗脳、依存、束縛、搾取の温床であり、日本人愚劣化の強力兵器である。
それでも気付かない日本人は、何とお人好しで愚かな民族なのだろう。

ごく一部の人しか知らないだろうが、戦後、日本人は愚劣化の一途をたどってきた。
日本人愚劣化施策は明治維新から始まり、確実に功を奏している。
このまま進めば、日本人は愚劣化を超えて根絶やしになり、国が滅びるのは必至だ。

しかも、愚劣化は、日本人だけではない。
世界レベルで見ても、人類は、自然を搾取し、破壊し、分断対立するよう煽られ、いがみ合い、お互いを殺し合うという、地球上で最も愚かな生き物になり下がった。
そして今、いろんなカタチで、愚かさの代償を受け取りつつある。

かといって、自分に、大きなことはできない。
「一灯照隅、万灯照国」の精神で、できることを実践してきた。
ご縁のある方に、大切なことを伝えてきた。

しかし、日本人の愚劣化は、加速するばかりだ。
大人の大半は、お金を稼ぐことに血眼になるか、安穏として呆けるか。
あるいは自分には何もできないとあきらめるか、そのいずれかだ。

崖っぷちに向かって走る暴走列車にしがみつき、離れない。
それ以前に、暴走列車に乗ってる自覚すらないのが、大半の日本人だ。

その一方で、わずかだが、希望の兆しも見え始めた。
業種、職種、地域、年代を超えて、想いと志ある個人がゆるやかにつながる、新しい時代への幕開けの胎動を感じるのだ。
それは、時に国境さえ超える。

そのおりに、動画ではあるが、洋平さんの演説を聴いた。
とても大きな衝撃を受けた。
いま日本、そして世界が変革へと舵をとる、千載一遇のチャンスだと直感した。

洋平さんは、本気で、愛と平和を訴えている。
異常な社会を作り上げた、これまでの自分たちのあり方を糾弾する。
これから私たちが何を目指すべきかを、明確に述べている。

こんな政治家、日本に存在しただろうか。

誰もが安心して、自分らしく生きる社会を作るために。
人間だけでなく、すべての命の尊厳を守る世界を実現するために。
地球や自然に対する、傲慢と冒涜を反省するために。

同じ地平を目指す者たちが、国、地域、価値観、主義主張の違いを乗り越えて、手を携え、本気で本音で話し合う場。
それが、本来の政治であり、国連ではないのか。
そこへシフトしない限り、日本はおろか、世界の未来はないのではないか。

彼は護憲派だが、改憲派を否定はしていない。
世界の平和と人類の幸せを目指すなら、誠心誠意、話し合おうじゃないか。
納得できるまで、議論し尽くそうではないか。
だから、同じテーブルにつかせてくれ、彼は、そう訴えているのだ。

現在、私たちは監視され、言論や活動が制限され、自由を奪われつつある。
誰も気付いていないが、確実に戦前のような社会に向けて、歩みを進めているのだ。

今回の参院選で与党が2/3を占めたら、改憲は必至だ。
そうなると、日本、そして世界は暗黒の時代に向けて一気に加速し、1%以下の超富裕層のために、私たちは奴隷や家畜と化するであろう(今でも十分に奴隷なのだが)。
そうなると、もう手遅れだ。

しかし、今、洋平さんが国会へ行けば、まだ間に合うかも知れない。
山本太郎さんに続き、私たちの声を命がけで代弁してくれる政治家がもう一人出現すれば、不透明で不可解な日本の政治が変わるかも知れない。

いま、私たち日本人の、気付きと覚醒が求められている。
私たちは、本気で生き延びる意志があるのかどうか、神様から問われているのだ。

薄い麻薬のような、小さな幸せに満足して、安穏として暮らし続けるのか。
保身に走り、目先の快楽と私利私欲にしがみつくのか。

それとも、子どもたちの、子どもたちの、子どもたちの、子どもたちの、そのまた子どもたちの、子どもたちの、子どもたちに遺せる社会にするために、いま本気で立ち上がるのか。
痛みや苦難を覚悟で、行動するのか。

真に重要なのは、洋平さんが当選する、しないではないと私は思う。
一人ひとりが、現実を直視し、真実を見極め、自分の頭で考え、選択し、行動することが、何よりも重要なことなのである。

他の誰でもない。
あなたが、行動をしなければならないのである。
当事者は、あなたである。

どれだけの人が気付き、覚醒し、行動するのか。
この夏、私たちは歴史に残るような大きなターニングポイントを迎えようとしている。
私は、そんな気がしてならない。

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