社会について

一所懸命に生きる

老いること、死ぬこと。 最近、この二つに、リアルに向き合う機会が増えています。 いずれも、誰もが必ず通る道です。 しかし、現代日本においては、いずれに対しても、マイナスのイメージを抱く人や場合が多いのではないでしょうか。 この二つを否定する...
社会について

残された父、これから…

母が亡くなり、89歳の父が残された。 息子の私から見た父は、とても真面目で、几帳面。 また、冷淡で、マイペース。 母とは、連れ添って65年。 特に定年退職後の30年間は、自宅で母と過ごすことが大半だった。 しかし、父は母に無関心だった。 母...
社会について

母が与えてくれたもの

【母が与えてくれたもの】 母が他界して、ちょうど三週間が過ぎた。 ついさっきのことのようにも感じるし、もうずいぶん以前のことのようにも感じる。 また、肉体を伴った母は存在しないが、私の中で母はずっと生き続けている。 どうしようもなく辛く、悲...
社会について

続・自灯明 法灯明

最近、頻繁に目や耳にするアメリカンフットボール反則タックル事件。 加害者と呼ばれる20歳の選手の会見をフルで見て、非常に心に残ったことがある。 それは、彼が記者の質問に対して、 「高校時代は楽しかったが、大学に入ってから楽しめなくなった」 ...
社会について

自灯明、法灯明

【自灯明 法灯明】 これは、釈尊が入滅直前に、弟子に伝えた最後の教えとされている。 意味としては、 「自己を拠りどころとし、法を拠りどころとせよ」 ということである。 ただし、法とは法律ではない。 法とは、真理である。 自灯明、法灯明の生き...
社会について

喜神を含む

先日、あるお客さまからメールをいただきました。 その中の一節を抜粋いたします。 20代から40代にかけて、様々なことで迷ったとき、悩んだときに、神渡良平先生のご著書を読み、安岡先生や、中村天風先生の本を拝読し、深く納得して救われたことが、非...
ご縁のあった人たち

帰省したので、立ち寄りました…

「帰省したので、立ち寄りました…」 先日、5〜6年前に通ってくださっていたお客様が、突然、整体院を訪ねてくださいました。 妹さんと、6ヶ月になるお子さまを連れて。 心に留めてくださっていたこと。 元気なお姿を見せてくださったこと。 大切なお...
社会について

母が他界しました

先日、母が他界いたしました。 87歳でした。 母は、4月20日に入院。 その後、5月1日に緩和ケア病棟へ転院。 そして、9日早朝、眠ったまま、息を引き取りました。 実に母らしい、静かで、穏やかな最期でした。 何ができるわけでもありませんが、...
仕事について

翌朝、痛みがほとんどなかったので、おかしくなって、一人で笑ってしまいました

「翌朝、痛みがほとんどなかったので、おかしくなって、一人で笑ってしまいました」 だんだん酷くなる股関節の痛みに耐えかねて、先週、初来院されたお客様の言葉。 施術直後は、ほとんど変化がなかった。 しかし、一晩寝た翌朝、痛かったことを忘れるほど...
ご縁のあった人たち

利他を生きる

昨日、どうしても会いたかった人に会えた。 その人は、かなりのご高齢だ。 しかし、失礼ながら、子どものような人だ。 邪気をまったく感じないのである。 直接対面して話すと、理由もなく、涙が出そうになった。 記憶している限りだが、このような人に出...